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白芭 壱伍

Author:白芭 壱伍
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2013/11/06 (Wed) 00:01
僕が執事になった経緯 その3

 シャワーを浴びている最中、いろんな思いがよぎる。

 あぁ、とうとう来てしまったのだという、期待と不安。


 何しろ、今日が初めての経験なのだから、何も
分かる筈が無い。だってプレイ前にシャワーを
浴びるというルールだって、知らなかったくらいだ。

 僕は勉強は人並み以上にしてきたが、こういった
類の知識は全く持ち合わせていない事を、しみじみと
痛感した。


 シャワーを浴び終え、身体を良く拭き、タオルを
腰に巻きつけた状態で、シャワールームの扉の
前で一言つぶやく。

「シャワー、終わりました」

「いいわよ、入っておいで」


 その言葉が、プレイの合図になるらしかった。

 自分は、ゴクリと唾を飲み込み、意を決して
シャワールームの扉を開けた。




 部屋が、先程よりも暗めになっていた。
 薄暗い部屋の中には、ボンデージを身に纏った
静流女王様がひとり、ベッドに腰掛け足を組んだ
状態で、僕を静かに見つめている。

 僕はその姿を見て、息を飲んだ。
 女王様の着たボンデージも相まってなのか、
その静かに見つめる視線だけで、波ならぬ
妖美を醸し出す。

 決して、表の世界には存在しないであろう、
裏側の支配者が、そこに佇んでいた。

「いらっしゃい」

 静流女王様が静かに手を招く。
 僕は、緊張のあまり足を踏み出すのに時間が
かかった。それでも、自分はなんとか女王様の
前まで歩き、目の前で足を止める。

 すると、女王様がクスクスと静かに笑いながら
僕に優しく言った。

「私、いや、恐らくSMプレイ王道のルール、その1。
奴隷クンは常に全裸。その腰のタオルは必要ないわ」

「っ!」

 言うが否や、静流女王様の手がすっと腰に巻いた
タオルを捉えたかと思うと、それを一瞬にして僕から
引き剥がした。

 僕は条件反射で、思わず自分の局部を手で隠してしまう。

「こら、手を退けなさい」

 しかし、静流女王様の手が僕の腕を叩く。僅かな痛みが
走り、その反動で僕は局部から自分の手を離した。

 この時の僕は恐ろしく緊張したのは言うまでもない。
だって、自分の局部を家族以外の他人に見られた事など、
今までに無いことなのだから。

 僕の局部をまじまじと見ながら、静流女王様がふっと
息を漏らしながら言う。

「フフ、やっぱり緊張しているようね」

「は、初めてなので、そ、その、恥ずかしいです……」

 そう言ってる間にも、僕はまた手で局部を隠したく
なり、必死でそれを堪える。それに必死過ぎて、
女王様の美しい姿を見ているにも関わらず、僕の
ペニスが何も反応しないのは、僕としてもとても
悲しい。

「そうね、いつまでのこのままじゃ恥ずかしいわね。
……じゃあ、何も知らない奴隷クンには、まず
挨拶からしてもらいましょうか」

 挨拶……とは、一体なんなのだろうか。
少なくとも、おはようとか、こんにちは、とかの
類では無い事は理解できるのだが……。

「じゃあ王道的な、挨拶の仕方を教えてあげる」

 そう言って、静流女王様がベッドから立ち上がる。

 ただでさえ、僕より身長が高い女王様が、
身につけているニーハイブーツも相まって更に背が
高くなっていたので、僕は女王様を見上げる形となった。

 そして、静流女王様の手が僕の頭に触れた。
……優しく、ゆっくりと僕は静流女王様に頭を撫でられる。
なんだが、頭皮がムズムズしたが、心地が良かった。

 しかし、次の瞬間だった。

「痛っ」

 僕は突然の頭皮の痛みに目を閉じる。
 女王様が僕の髪の毛を鷲掴みにしたのだ。そして、
そのまま、とても強い力で僕は頭を強引に床スレスレまで
押し付けられる。

 そのままの姿勢で、女王様が言う。

「女王様に遊んでもらえる奴隷は、まず女王様にこうやって、
頭を床につけながら、今日の日の悦びを私に告白なさい」

 その言葉を聞き、自分はその姿勢―――つまり土下座状態で、
動きを止めた。

 静流女王様の手が、僕の頭から静かに離れる。

 挨拶―――告白―――、奴隷としての悦び―――。

 正直な話、あまり言葉が浮かんで来なかったが、
女王様を待たせるのはとても悪いと思ったので、
とにかく口を動かした。

「ぼ、僕は静流女王様に会えてと、とても嬉しいです。
今日は、な、何も分からない駄目な私に色々とご調教を
お願いします」

 後に、僕のセリフの一人称が僕から私へすり替わっている
のに気がついて、恥ずかしくて顔が熱くなった。

 しかし―――。

「うん、良く出来ました。初めてだけど、凄く心が
こもってる挨拶ね。嬉しいわよ」

 その言葉に、一瞬。本当に一瞬だった。とても
嬉しかった。静流女王様が褒めてくれたのだ。

「今日はたっぷりと楽しみましょうね……あぁ、
私が楽しく貴方を虐められるんだったわね」

「はい、どんな事でも耐えてみせます」

「いいわ、何処まで私についてこられるか、
試してあげる」

 そう言うな否や、僕の頭の上に何か硬い物が
押し付けられてきた。

 土下座していて、何も見えなくても理解した。

 静流女王様が、僕の頭を踏みつけてくれている
んだということを。

 

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